第5回定例研修会、忘年会が25名参加のもと、婦中町の「いこいの村富山」にて開催されました。
12月13日(土)の午後3時よりの研修会では、志甫紘一さん、「昭和初期の立山登山」、箆伊 昭雄さん「ナチュラリストとしての称名滝」のテーマによる貴重な発表がありました。又、松任 力さんの「鬼界カルデラ」の新聞記事の紹介もあり、立山との関連について興味深い発表がありました。
夜は忘年会、今年1年の活動について語り合い、そしてクイズ、合唱と、飲み騒ぎ楽しいひと時を過ごしました。酒宴は2次会を含め、深夜まで及び、お互いの親交を深めながら今年の一年のナチョラリスト活動を振り返り、新しい一年への挑戦の気持ちを新たにしました。
12月14日(は)、会場を「ねいの里」に移し、長谷川覚会長の「ねいの里の希少動植物」の貴重な発表があり、一同興味深く研修しました。その後、悪天候のため一部の希望者のみで冬枯れの散策路を散策し、午前11時解散となりました。 |
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志甫紘一さんの、「昭和初期の立山登山」。
お父様が撮影した、昭和初期の立山登山の映像が紹介されました。この映像はNHKでディジタル化され、公開、大きな反響を呼びました。当時の藤橋、追分小屋、室堂山荘などが鮮明に映され、雄山から、別山、剣岳までの、縦走の様子が映されており、極めて貴重で興味深い映像でした。 |
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箆伊昭雄さんは、「ナチュラリストとしての称名滝」のテーマで、立山駅から称名滝に至る、史跡・地名にまつわる詳細な説明、そしてこの付近特有の植物の解説をされました。
初めて知る事柄も多く、改めて今後の解説活動に活用できる材料が多く提供されました。 |
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松任さんは「鬼界島カルデラ」に関する貴重な資料を公開されました。
約6000年前の「アホガヤ火山灰」の弥陀ヶ原への堆積に関する興味ある紹介でした。 |
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午後6時からは忘年会。会長挨拶、乾杯の後、ゆっくりと懇談、そして松任副会長、石澤サポーターの司会で、難問・奇問続出のクイズに挑戦、見事最後まで生き残った4名の方に賞品の図鑑が渡されました。恒例の合唱大会と続き、宴会終了後も二次会で、差し入れのおいしいワイン、清酒、果実酒なとに酔いしれ、深夜まで宴は続きまました。 |
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翌日は、9時より「ねいの里」レクチャールームで、長谷川覚会長による、「ねいの里の希少動植物」が発表されました。
富山県の絶滅危惧書、希少種等貴重な動植物が「ねいの里」で多くみられることが紹介され、「ねいの里」に豊かな里山の自然が残されていることを再認識し、これからの解説活動に生かされる材料が多く提供されました。 |
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