利賀水無湿原自然探索会

2009年06月27日

2009年度 第一回定例研修会が利賀、水無湿原で開催されました。昨年は雨天中止で2年越しの計画となりましたが、今年は好天に恵まれ富山・岐阜県境最奥の秘境の自然を楽しみました。
27日、利賀飛翔の会会長、中西さんの民宿に前泊、中西さんより水無湿原についての詳しい解説を受け、その日は利賀のごちそう、山菜、岩魚などで懇親会、深夜まで歓談の宴は続きました。
翌28日、当日参加組を加え16名で利賀行政センターを出発。今回主催幹事のD班、佐野さん、松任さん、川上さんをリーダーとし、飛翔の会の中西さん、城方さんの案内で水無湿原に向かいました。
途中は想像以上の悪路、約1時間の運転手さんたちの苦闘の後、ようよう水無山麓に到着。
標高1505mの水無山に登ったあと、水無湿原に向かいました。飛翔の会のメンバーを中心としたボランティアによる保全活動のため、見事に保全され、数百の植物の自生する湿原を探索しました。
野鳥の声も多く、鷲さんのデータでは次の通りです。
ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、コルリ、キビタキ、クロジ、クロツグミ、サンショウクイ、ルリビタキ、カッコウ、ホトトギス、ツツドリ、カワラヒワ、ミソサザイ、コゲラ、アカゲラ、ハチクマ(弁当を食べていてチラッとしか見れませんでしたので定かでない)など。

参加の皆さんから寄せられた写真で、水無湿原の自然を紹介いたします。
利賀飛翔の会会長中西さんの民宿、中の屋での事前研修

2009年06月27日

懇親会。

2009年06月28日

利賀の「貴の清水」にて。子宝の水だそうですが、関係なさそうなメンバー?!
この下の側溝でマムシを見つけました。

2009年06月28日

水無へ向かう道路。未舗装の崖にへばりつくような道です

2009年06月28日

水無山頂の標識が熊にかじられていました。「熊に損害賠償の請求を」との声。 中林さん提供

2009年06月28日

水無山頂で。

2009年06月28日

案内看板   箆伊さん提供

2009年06月28日

水無湿原全体の様子   長谷川さん提供

2009年06月28日

水無湿原の主な植物たちです。
タニギキョウ 中林さん提供

2009年06月28日

ウラジロヨウラク 中林さん提供

2009年06月28日

ミズバショウの花の時期は終わっていましたが、少しだけ残っていました。ここのミズバショウは葉に斑点があり、フイリと称されています。   箆伊さん提供

2009年06月28日

アカモノ  ウラジロヨウラクと共にいたるところで見られました。

2009年06月28日

イブキトラノオ

2009年06月28日

見事なギンリョウソウ

2009年06月28日

ゼンテイカはこれからのようでした

2009年06月28日

ツマトリソウ

2009年06月28日

ノビネチドリ  珍しい白いノビネでした。

2009年06月28日

ハクサンチドリ   長谷川さん提供

2009年06月28日

ヤマトユキザサ

2009年06月28日

リュウキンカ

2009年06月28日

モリアオガエルの卵も見られました。  栄さん提供

2009年06月28日

フキの穂   箆伊さん提供

2009年06月28日

シオデ   箆伊さん提供

2009年06月28日

ホウチャクソウ   箆伊さん提供

2009年06月28日

ヒメモチ   箆伊さん提供

2009年06月28日

湿原の中で  中林さん提供

2009年06月28日

湿原の中で  栄さん提供

2009年06月28日

湿原の前で



トップへ
戻る