立山カルデラ体験学習会

2010年09月03日

3年前より計画され、一昨年、昨年と雨で中止となった、「立山カルデラ体験学習会」がようやく好天に恵まれ、草野さんをリーダーとし、13名の参加で実施されました。
「3度目の正直」という言葉通り、この日を待ちわびた一同は、カルデラ博物館の準備したバスで立山カルデラの中心部へ向かいました。
有峰にて。小見線が通行止めのため、小口川線で有峰へ。

2010年09月03日

1969年の大洪水で一夜で出来上がったという六九谷。鳶山の崩壊も目の前に。大自然の脅威を目のあたりにしました。
最初の見学地、六九谷展望台。

2010年09月03日

カルデラ内の堆積物は、2億立米と言われています。これが、富山平野に流れ込むと、富山平野は2mの土砂で埋まるとされています。
カルデラ内の堆積土砂。砂防工事のお陰で、緑が増えています。

2010年09月03日

多枝原平では、安政5年の鳶山の崩壊地が目の前。幸田露伴の娘、幸田文はここを訪れ、その崩れの凄さに驚き、「崩れ」という著書の中でその様子を描写している。
多枝原平。幸田文の文学碑前。

2010年09月03日

1969年の大洪水で流され、閉鎖となった立山温泉。盛んだったころは、小川温泉、山田温泉と並ぶ温泉地だったとのこと。安政5年の大地震では、山に入っていた30余名の人が命を落としたという。その慰霊碑が近くに建つ。
立山温泉、浴場跡。

2010年09月03日

立山温泉から、泥鰌池に通じる吊り橋、天涯の橋。

2010年09月03日

泥鰌池は、とんび泥が湯川をせき止めて出来た池。立山温泉が盛んなころは、食事用の泥鰌を養殖ていたという。
泥鰌池にて。

2010年09月03日

いつの崩壊で、転がってきたのか、巨大な石が崖に不安定にへばりついていた。
泥谷付近の、大きな落石。

2010年09月03日

泥谷砂防堰堤は、カルデラの中でも最古に属する堰堤群。今回は、立山温泉から噴泉塔、この泥谷最下部を通り、湯川谷沿いに有峰橋付近まで散策しました。
泥谷砂防堰堤下部。

2010年09月03日

ヤナギ類やドロノキ、ヤシャブシ等荒れ地の植生がめだちましたが、ミヤマアキノキリンソウ、サラシナショウマ、立山ハギ等も咲いていました。
立山ハギ

2010年09月03日

大きなサラシナショウマに一同びっくりでした。
サラシナショウマ

2010年09月03日

参加された方からのお便り。
松任さんです。
 皆さん今晩は  またまた酔っ払ってのメールです、足りない面は御容赦下さい。 草野さんお疲れ様でした、3年に渡り御世話を頂き恐縮です、有難うございました。でも実行できて良かった(^^♪ 
「護天涯」の文字!あんなに重い想いをがあるなんて思いもよりませんでした。 あの文字の前に立つとずっしりとした想いを感じたのは、私だけではないと思いますが、、、皆さん帰りのバスの中で熟睡の様子でしたね、私も同じでした、先人の思いを受け止めた重さで疲れたのでしょうか? 
 
 それでは 少しだけ写真を送りますl。
護天涯の碑

2010年09月03日

水墨画の世界

2010年09月06日

足湯でした、 三人ともリラックス!

2010年09月06日

誰もいない湯を覗きこむ好きな人?

2010年09月03日

バスの中で写した 薬師岳

2010年09月06日

山口さんからのお便りです。

 皆さんこんにちは。
草野さんカルデラ見学会のお世話をありがとうございました。3度目で諦めず、行われてよかったです。
有意義なとても楽しい観察会でした。参加の皆さまありがとうございました。
皆さん良い写真を撮られていらっしゃると思いますので、何枚かだけ添付します。
天涯の湯(足湯に)水とお湯が出ているそうで、チェックする人は、立山温泉跡に入っている人です(笑)

2010年09月06日


2010年09月03日

立山温泉噴泉。

2010年09月06日


2010年09月03日


2010年09月03日


2010年09月03日

長谷川さんからのお便りです。

立山カルデラ研修会報告

9月3日 草野さんに企画して頂き、ようやく3度目の正直で決行となった立山カルデラの研修会は猛暑とは縁のない、快適な天候の中で研修会が出来ました。私は初めてのカルデラで、崩壊の続く内部での砂防工事を見学し、永遠に続く工事に納得し  てきました。
 69谷展望台からの案内資料。

2010年09月06日

当番の講師から説明を聞きます。

2010年09月03日

崩壊の最前線



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