「野鳥観察と縄文のロマンを訪ねて」

2010年11月24日

11月20日、鷲さんの担当で、「野鳥観察と縄文のロマンを訪ねて」のテーマで、墓の木自然公園、不動堂遺跡、越中宮崎ヒスイ海岸を探勝する研修会が開催されました。
当日の報告が鷲さんから届きましたので掲載します。


1、実施期日 平成22年11月20(土) 
2、天候     快晴
3、研修箇所   墓の木自然公園、不動堂遺跡、ヒスイ海岸
4、参加人員   16名

 コロコロ変わる天気予報にやきもきしていましたが、当日はこれ以上は望めないような素晴らしい天気になりました。
  9時30分に黒部インターチェンジに集合して墓の木自然公園に移動し、9時40分から研修を開始しました。
 野鳥観察リストの配布後野鳥観察を始めましたが、直後にアオゲラさんが歓迎のご挨拶に来てくれました。
 青空をバックに至近距離で見るアオゲラにメンバーは歓声をあげ幸先の良いスタートとなりました。
 河童橋にさしかかった時にエナガをはじめアトリその他の鳥が次々と飛来し、先へ進めないほど楽しませてくれました。
 小春日和の中、手を加えていない自然一杯の園内をツルウメモドキの赤い実を鑑賞したり、秋グミを賞味しながら長閑に野鳥観察を行い、25種の野鳥を観察することが出来ました。(観察できた鳥は別紙のとおりです)
 12時に野鳥観察会を終了し、和やかな昼食会が始まりましたがその間もシメなどが姿を見せてくれるなど絶好の観察日和でした。
 12時40分不動堂遺跡へ移動し、復元された遺跡(集会場、一般住居)の中に入って5000年前の縄文人に思いを馳せました。
 暗い建物の中から外に出ると真っ白に雪を被った朝日岳や白馬岳などの後立山連峰がひときわまぶしく感じられました。
 その後朝日町周辺の遺跡からの発掘品が展示されている「まいぶんKAN」へ移り学芸員の説明を受けた後、発掘品の見学や昭和初期の農具や生活用品を眺めて子供の頃にタイムスリップしたような時間を過ごしました。
 14時50分「まいぶんKAN」を後にしてヒスイ海岸へ向かい広々とした海岸でヒスイの原石探しに挑戦しました。
 広い海岸の中でヒスイを見つけるのは至難の業でしたが、志甫さん松任さんが素晴らしいヒスイ原石をゲットされました。 
 残念ながら全員がヒスイを見つけることは出来ませんでしたが、皆さん童心に帰って宝探しの楽しさを味わっているようでした。
 探鳥会、遺跡見学、ヒスイ原石探しとあっという間に時間が経過し、好天に恵まれたいちなな会研修会は15時に終了して現地解散しました。
 皆様お疲れ様でした。
アオゲラ  山口さん撮影

2010年11月24日

ツルウメモドキ  中林さん撮影

2010年11月20日

全員集合

2010年11月24日

不動堂遺跡  中林さん撮影

2010年11月24日

ヒスイ鑑定中  中林さん撮影



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