2010年度8回目の研修会が、富山県自然保護課副主幹赤座久明先生を講師に迎え、「動物とは動くもの」富山の動物分布の変遷と題し開催されました。
生憎の雪模様の天候にもかかわらず、会場の富山県映像センターには、いちなな会会員の他、いちよん会、にーまる会の会員も参加し、43名という多数の参加者が興味深い話題に熱心に耳を傾けました。 |
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富山県自然保護課の赤座副主幹は富山の動物の年代による変遷を、豊富なデータを元に解説されました。 |
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大沢野の里山に自動撮影カメラを設置、どのような動物が多く見られるかのデータが発表されました。 |
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その結果、タヌキ、カモシカ、ウサギ、ニホンジカ、ハクビシン等が上位にランクされ、従来富山では珍しい動物たちが進出してきていることが紹介されました。 |
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特に注目されるのはニホンジカの富山県への進出とのことでした。 |
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イノシシ、シカの農作被害について、古文書に載っている例を紹介、古来からイノシシ被害があつたことが紹介されました。 |
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後半は、昨年起きたクマの大量出没について、その原因対策等が発表されました。又、浜黒崎の海岸で釣り人が襲われた事件について詳しく紹介され、参加者一同興味深く聴くことができました。クマの大量出没については、未知の事柄が多く、客観的なデータを根気よく集めることの重要さが指摘されました。 |
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